静電気発生原因 2


昔は現代のように静電気を感じる人はほとんどいませんでした。


現代はプラスチックや化学繊維などが普及し、人体に静電気が帯電しやすく、自然放電しづらくなり、静電気が起こりやすくなったのです。


便利になった反面、静電気を上手に逃がす(放電)してやらなくてはいけません。そのためには静電気発生原因を知る事が大切なのです。


 静電気の発生原因


静電気発生原因についての説明

物体は電気的にみるとプラスとマイナスの電気配列で成り立っています。


この電気配列が摩擦や剥離などによりバランスが崩れ、電気的に極性が一方に片寄る事を“帯電する”といい、この帯電状態を“静電気状態にある”といいます。


帯電は“マイナス帯電”か“プラス帯電”かどちらかになります。


この静電気状態の物体が電気的に反対の帯電物、またはアースされた物体と接触する時に電子が飛び散る事を”放電する”といいます。


テレビや電化製品にホコリが付着したり、人が金属に触れたときに「バチッ!」と放電したりするのもこの静電気のせいなのです。


身近な静電気の発生原因は、摩擦と剥離です。


 摩擦帯電(摩擦電気)



2つ、またはそれ以上の物質がこすれあって発生する静電気を摩擦電気、または摩擦帯電といいます。


歩くだけで摩擦が発生している代表的なものとしては、衣類同士がこすれあって発生する摩擦電気ですね。


その他にも歩いた時に靴と床との摩擦でも発生しますし、乾いた布で体をこすったり、下敷きで髪の毛をこすっても発生しますね。


意外かもしれませんが、鉄、銅などの金属には静電気は帯電しません。金属のような電気を通しやすい物質は電気を帯電することができないからです。


ですので車のキーロックの時などに「バリッ、バチッ!」と静電気を感じるのは、カギやカギ穴などの金属が原因ではなく、車のシートと運転手の服がこすれあったために人体に静電気が帯電し、帯電された静電気が金属などに触れた瞬間に一気に放電されるからです。


金属とは反対に、人間の体やプラスチックなど、電気が通りにくい物質は、どうしても電気を帯電、溜めやすくなってしまうことになるのです。


 剥離帯電(剥離電気)



重ね合った2つ、またはそれ以上の物が剥離(離れる)するときに発生する静電気を剥離電気、または剥離帯電といいます。


代表的なものとしては、重ね着した衣類を脱ぐ時に発生するのが剥離電気ですね。その他にもイスから人が立ち上がる時や、シートをはがす時にも発生します。


衣類を脱いだときに発生した静電気は、そのまま人体に帯電します。


いずれにしても帯電した状態で金属部分などに触れると「バリッ、バチッ!」と、静電気を一気に放電してしまいますので注意しましょう。


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