衣類の組み合わせ
衣類の素材の組み合わせによって、静電気を帯電しにくくすることは静電気防止対策にはとても重要です。衣類の繊維にはプラスを帯びやすいものとマイナスを帯びやすいものがあります。プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい衣類を組み合わせると静電気が発生しやすくなるのです。
| ←マイナスに帯電しやすい ・ プラスに帯電しやすい→ | ||||||||||
| 塩 化 ビ ニ ル |
ア ク リ ル |
ポ リ エ ス テ ル |
麻 | 木 綿 |
皮 | 絹 | レ | ヨ ン |
ナ イ ロ ン |
ウ | ル ・ 羊 毛 |
|
ウール・羊毛→ナイロン→レーヨン→絹→皮→綿→麻→ポリエステル→アクリル→塩化ビニルとなり、右に行くほどプラスに帯電しやすく、左に行くほどマイナスに帯電しやすくなります。
この表のうち、プラスとマイナスが離れている組み合わせほど静電気を帯電しやすくなります。例えば、ポリエステルのブラウスを着たときはナイロンのスカートよりも綿のスカートのほうが静電気は発生しにくいのです。ですので「重ね着をするときには、できるだけ同じ素材」でできている衣類を、またそれが難しい場合でもできるだけ近い衣類の組み合わせを選ぶようにすれば、かなり静電気の発生を防止することができます。
具体的には・・・
綿のシャツに革のジャケット、フリースの素材はポリエステルですので、フリースを切る場合はインナーにアクリルのものを選べば、お互い隣同士なので静電気を帯電しにくく、結果的に静電気発生を防止することができるのです。
逆に静電気を帯電しやすい組み合わせとしては、ポリエステル(フリース)の服とウールのマフラーなどです。フリースを着ようとすれば、「ポリエステル」と「ウール」は遠く離れた関係なので、静電気がより起こりやすくなってしまいます。このように遠く離れた素材の組み合わせは静電気を起こしてください!と言わんばかりの組み合わせです。
これらのことから、プラスとプラスの素材の組み合わせ、またはマイナスとマイナスの素材の組み合わせで重ね着すれば、服を脱ごうとする時に帯電した電気が移動することが少なく、結果として静電気は発生しづらくなるのです。
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