消防署員がセルフ式スタンドの給油指導


神奈川県茅ヶ崎市消防本部で2007年11月9日(金)~11月15日(木)の秋季全国火災予防運動週間中に、安くて利便性も高いことから年々増加しているが、その反面、給油中の事故も増えているセルフ式ガソリンスタンドで給油指導を行うこととなりました。神奈川県内で消防署員がガソリンスタンド店で指導を行うのは初めてのことです。


ガソリン価格の急騰によって、店員が給油してくれるガソリンスタンドより、ガソリン価格が若干、安い、自分で給油するセルフ式ガソリンスタンド(全国で約6,000店舗)の利用者が一層、増えていますが、その一方で、


・ガソリンの拭きこぼれ

・静電気による引火事故


などの給油事故の危険性も高くなることから今回の給油指導が行われることとなりました。


特に危険なのはバイク運転者で、手袋をしたまま給油すると静電気が放電されず引火する可能性が高くなるのです。またセルフ式のガソリンスタンドには必ず「静電気除去シート」が設置されていますが、手袋のままこのシートに触っても静電気が除去されず引火する可能性がありますので注意が必要です。必ず手袋を取って、静電気除去シートに触ってから給油を行うようにしましょう。


神奈川県茅ヶ崎市消防本部では、「危険物を扱っていることを理解し、十分な注意をしてほしい」と話しています。


平成19年11月2日・タウンニュースより一部抜粋


近年、本当にセルフ式ガソリンスタンドが増えましたよね。ただそれに伴い、やはり給油事故の件数も確実に増えているようなので、セルフ式ガソリンスタンドを利用する際には十分注意したいものです。


特にガソリンスタンドでの引火事故は静電気が発生しやすい冬に集中しますので、


・車の場合は運転者が必ず給油すること!

・静電気除去シートに触ってから給油すること!

・手袋などは取ってから給油すること!


以上のことを守って、事故を未然に防ぐようにしましょう!



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